生活が不安定

生活に不安定感を感じることも

人材派遣の場合、契約期間がありますから必ず契約の終わりがあります。
次の仕事の案件が100％保証されているわけではありませんから、生活に不安定感を感じることもあります。

もちろん契約が遂次更新され同じ企業で働くこともありますが、契約を延長するかどうかの決定権は原則派遣先企業がもっているので、あらかじめ予測することはできません。

また、派遣社員の多くは時給（もしくは日給）によって収入を得ていますので、体調不良によって休業した場合などは、その分収入が減ることになります。

また景気の動向に左右される部分が多いという現実もあります。
派遣先企業の事情によって人員の削減が行われる場合は、派遣社員やアルバイト社員などの要員がまずはその対象となります。

考え方にもよりますが、終身雇用制度が実質崩壊している現在において、
仕事による安定というのは、たとえ正社員であろうとも約束されるものではありません。

ですから、「生活が不安定」だというのは派遣社員のみに限ったことではないといえるでしょう。優れたスキルと経験を持っていて、コミュニケーション能力に優れた人材ならば、求人の要求は尽きないはずですし、なかには特化したスキルを活かして独立していく方もいるようです。

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